漢検2級の館

漢字検定とは

漢字検定とは漢字能力を測定する技能検定です。漢字を「読む」「書く」という知識のみを試すことに加え、漢字の意味を理解し、文章の中で適切に使える能力も測ります。受験資格はなく、誰でも受検することができ、10級～1級まであります。

近年では「漢検CBT」というコンピュータで受ける試験方法も導入され、紙ではなくタブレットの液晶画面に向かって、2～7級を受験することができます。

漢字検定2級のレベル：合格率は2割！やや難しい

漢字検定2級は社会で通用する漢字能力、つまり社会人に求められるラインです。就職試験では漢字検定2級以上が評価の対象となります。

公式サイトでは、試験のレベルが高校卒業程度となっています。しかし、実際には高校生の合格率は2割程度しかなく、高校生に関係なく受験者の合格率も2割程度であり、難しいのが現状です。

2級の合格率が毎年20パーセント台前半です。おそらく、20パーセント前半になるように調整されているのでしょう。

漢字検定2級取得のメリット：入試や就活に有利

2級を取得すれば、私立の大学や短大の入学の際に、就活の際に有利になります。また、たいていの学校では単位認定の対象となっており、進級にも役立ちます。

漢字検定2級取得のデメリット：普段使わない

2級に出題される漢字や熟語は日常生活で使わないモノも多く、私のように準2級と2級だけを取得しても、「読めない」「書けない」漢字が多くあります。漢字全般を覚えたい場合は3級から受験することをオススメします。