漢字検定2級「熟語の構成」の攻略法
漢字検定2級「熟語の構成」を簡単に解く方法を紹介します。
非・未・不・無が先頭に来ると「打消し」
熟語の構成には以下の5種類があります。
- 同じような意味の漢字を重ねたもの{岩石}
- 反対または対応の意味を表す字を重ねたもの{高低}
- 上の字が下の字を修飾しているもの{洋画}
- 下の字が上の字の目的語・補語になっているもの{着席}
- 上の字が下の字の意味を打ち消しているもの{非常}
「オ(上の字が下の字の意味を打ち消しているもの)」は、非・未・不・無などが熟語の先頭にあることが特徴なので、すぐ見つけることができます。
「イ(反対または対応の意味を表す字を重ねたもの)」は、対照的な語が並んでいるので、すぐに見分けることができます。
「ウ(上の字が下の字を修飾しているもの)」は、熟語がABの場合、「AのB」「AいB」「AなB」という風に、「の・い・な・~ている」などでつなげています。
「エ(下の字が上の字の目的語・補語になっているもの)」は、熟語の先頭が述語になる語で、後方が主語になるものです。
「ア(同じような意味の漢字を重ねたもの)」は、消去法的な見つけ方ですが、イ~オに当てはまらないものです。